世の中にはさまざまなニーズが存在し、多種多様なビジネスがあります。
業界内の人々にとっては当たり前のことでも、業界外に出てみると知らないことばかりです。
今回はTEPCO i-フロンティアズ株式会社の代表取締役の菊池英俊さんへ取材しました。
菊池さんには、事例取材の際にもご登場いただきましたが、今回は菊池さんに焦点を当てて深堀していきます!
プライベートでは写真家としても有名な菊池さん。写真を始めた頃のお話や撮影した当時のエピソードにも迫ります。
是非、お楽しみください!
※この記事は、AIのスペシャリスト國本知里さんの協力を元に、
スマートソーシャルが開発したインタビュー生成AIサービスを利用して85%をAIで作成しています。
リクルートでの過去とICMGの成長
また、株式会社ICMGグループの執行役員も兼務していて『共創によるイノベーション創出・事業創生』をメインテーマに事業運営を担当しています。
弊社代表の酒井とはリクルート時代からの繋がりとの事ですが、リクルートでは何をされていたのでしょうか?
当時のリクルートは、通信事業やスーパーコンピュータのタイムシェア事業なども行っていて、今で言うとAWSの前身のようなサービスも提供していました。私は数ある事業の中で大きなシェアを占めていた人材サービスを担当していました。
具体的にどういった業務を行っていたのでしょうか?
タウンページ8冊分くらいの量があり、96年にネット事業が出るまではこの事業を主力に行っていました。
リクルートに10年いるというのは、当時の同僚の皆さんと比べ長い為、比較的珍しい方でしたね。
退職するときに退職金と早期退職支援制度の1000万円、さらにリクルート株もあったので、次に何をしようかゆっくり考えることができましたね。その間、親戚の会社の新しい事業の立ち上げを手伝ったりもしました。
わかりやすく申し上げると、会社の健康状態を分析し、強みや弱みを見つけて新しい事業を生み出す力を分析するといった感じです。北欧最古の保険会社で生まれた経営手法ですが、日本で展開するライセンスを取得してスタートしました。
昨今注目を浴びている人的資本経営にも通じるものです。
当時はドル円市場が1ドル70~80円くらいで円高の時代でした。H社は膨大な数の製品を扱っていて、当時は43の事業部がありました。円高が進行する中で厳しい状況の部門が増え、知的資本のフレームワークを使って事業の強みと弱みを分析し、どうすれば復活できるかをH社の皆さんと一緒に考えて実行する。そんな仕事をしていました。
実は私達が関わる前に、大手のコンサルに頼んでいたそうなのですが、海外と日本の環境やカルチャーが違う為に上手くいっていなかったそうなんです。そこで私たちはH社の皆さんと一緒に取り組んで、同社に合った経営改革の手法を共同で開発しました。
2002年後半からは、会社のほぼ全てのリソース投入を依頼されるようになり、それがICMGの成長にもつながりましたね。
H社の方達からも「H社社員よりH社のことをよく理解している」と言われてました(笑)
旅と写真がライフワーク
母方の祖父がフィルムカメラを持っていて、当時レンズや一眼レフがとても高価な時代だったのですごく憧れていたんです。
写真ってビジュアルに訴求力があり、文字も何もないのに引き込まれるのが好きでした。
社会人になってからは、仕事も忙しくなり子供も小さかったので、気付けば家族写真を撮る時くらいしかカメラに触るタイミングが無くなっていましたね。
大変に多くの方が亡くなり、いつ何が起きるかわからないということを実感しました。
澤選手がトロフィーを掲げている紙面もよく覚えています。具体的にどんな写真を撮るようになったんですか?
元々写真を撮るのが好きだったというのもあり、写真活動優先で仕事は二の次になってしまいました(笑)
現在は、旅と写真をライフワークにしています。
特に印象的な旅行体験や撮影エピソードがあれば教えてください。
ほとんど人家がなく、野生動物とバードウォッチングができるような場所です。
普段はエサを探すため下を向いて歩いている鹿たちが、撮影ドローンに気づいて一斉にカメラの方を向いてくれて撮れたんです!
この写真はアメリカのインスタグラムの公式アカウントにピックアップされ、170万いいねが付きました。
写真って、同じ場所にいて同じカメラを使用していても、撮る人によって撮れるものが全然違うのが面白い所だと思います。
Direct Air Capture(DAC)で持続可能な社会を
将来の展望や志向についてお話しいただけると嬉しいです。菊池さんが、今後実現したい事はありますか?
ICMGでは米国のDAC企業・Aircapture社との協業を進めていて、カーボンニュートラルを実現するために、大気中に堆積しているCO2を回収・除去することが必要になるのですが、その鍵になるのがDAC(ダイレクトエアキャプチャー)という技術です。
この技術は空気中のCO2のみを取り除くもので、カーボンニュートラルを実現するために必要となる最後のピースだと考えられています。
これを日本とアジアで広げることが私たちのミッションになっています。今は製造、エンジニアリング、エネルギー、コンクリートなど、様々な業界の企業とDACの活用について協議を進めているところで、私の仕事面のライフワークとなっています。
まずは気候変動を緩和させるためにも、地球に安全に住む為にも、いろんな取り組みを総動員してカーボンニュートラルを絶対に実現しなければなりません。
今後も、DAC技術の社会実装を形にできるよう注力していきます。
今回の発見
- 長く続くビジネス関係が成功のカギ、関係を大切にする
- 人によって異なる感性や魅力がある、故にいろんな物があって面白い
- CO₂を回収・除去する、DACに今後も注目!
今回の記事いかがでしたでしょうか?
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