世の中にはさまざまなニーズが存在し、多種多様なビジネスがあります。
業界内の人々にとっては当たり前のことでも、業界外に出てみると知らないことばかりです。
今回は、日本の伝統産業をアフリカ中心に広める活動を行っている合同会社Global Proud代表社員の三浦陽介さんに取材いたしました!
三浦さんが何故アフリカに興味を持ったのかから、現在ケニアで行っているお茶栽培事業を中心にお話を伺いました。
コミュニティにとって第三者の立場として何が出来るのか考え、地域の課題全体を解決できる仕組み考えているという三浦さん。
今後の事業拡大に関しても詳しく伺いました。
※この記事は、國本知里さんの協力を元に、スマートソーシャルが開発したインタビュー生成AIサービスを利用して85%をAIで作成しています。
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ぜひ、内容を楽しんでみてください♪
三浦 陽介MIURA YOUSUKE
合同会社Global Proud代表社員。東アフリカに位置するケニアでの日本茶栽培事業を行う。2023年2月に三重のお茶農家と一緒にケニアへ渡航し、ケニア初の手揉み茶を製造。日本の伝統的な緑茶製法である手揉み茶の技術を通じて現地農家が直接手仕事へ価値をつけて収入増加へつなげる試み。今後、村の学校支援や、循環型肥料システムの導入、水などのインフラ支援も見据えて活動中。
「理想の村」アフリカとの出会い
8年前からアメリカのAmazonで販売を開始しました。
他には、ウガンダでの村づくりやケニアで手もみ日本茶の栽培プロジェクト、廃材を利用したアート事業など、
まだ立ち上げたばかりではありますが様々な事業を手掛けています。
彼は「地球にとって理想の村とは何か」を追求し、水も電気もないウガンダから発信する活動を行っていました。
当時、私は経営者として普通のビジネスしかやってなかったので、彼の「理想の村」に疑問を抱きつつもとりあえず、東アフリカ3か国を巡りました。
ネット販売で海外にモノを売る事業をやっていますが、究極、売る事にはこだわっていません。
ネット販売だったら誰でもサイトを立ち上げて出来てしまいますから。
アフリカの現地を知り、先進国が失っている人々の繋がりやコミュニティの強さに触れ、単なるビジネス以上の価値を見出すことができ始めました。
三浦さんは、前職でどのようなお仕事をされていたんですか?
大人になってすっかり忘れていたんですが、アフリカに行って自分が昔持っていた興味関心を思い出しましたね。
アフリカでも、ケニアやウガンダはまだ緑があるので資源が豊富なのですが、やはり収入面で食料問題を抱えている地域はあります。
そこもいつか解決できればと思っています。
ケニアでのお茶栽培事業
中森さんは伝統的な手もみ茶を作っていて、毎年伊勢神宮に奉納しています。
中森さんに会い、手もみ茶の製法を見せてもらい、シンプルに素晴らしい・美しいと強く思ったんです。
その素晴らしい技術を伝承する為にも、日本だけでなく海外の茶農家にも伝えたいと思いました。
その際は、手もみの技術だけを伝承したのではなく、手もみに使うほいろという機械も現地の家具職人と一緒になって、日本と同じものを作成しましたね。
アフリカでのお茶栽培に目を付けたのはどういう思いがあったのでしょうか?
アフリカの茶農家はまだ機械化が十分に進んでいない分、手仕事が多く残っているので、そこで日本の伝統技術の手もみ茶を国を超えて伝承出来たらと思いました。
ケニアの気候は日本茶の栽培に適しているんですか?
お茶の木の大元自体は同じで、茶葉のルーツも日本と一緒の為、気候も相まって茶葉の栽培には適していますね。
ちなみに、ケニアは紅茶生産量の世界3位の国で、リプトンの紅茶栽培場もあります。
コロナでインバウンドも無くなってお茶農家さんも苦しい状況にあった時でした。
その時、苦しいならば海外通販でお茶を売れば収入の足しになるんじゃないかと考えたんですが、それは私以外にも誰もが出来る事で一時的だなとも悩んでいました。
僕にしか出来ない事、繋げる事を考えて、思い付いたのが手もみ茶をアフリカに伝える事でした。
中森さんはアフリカへいく事をすぐに承諾してくださったんですか?
中森さんが「アフリカに行っても良いよ」と言ってくれるまで、本当に行ってくれるのかなと不安で仕方ありませんでしたね。
お茶文化は中国から入ってきて、1000年以上日本文化として定着しています。
機械化したのがここ100年以内の出来事なので、機械化するまではずっと人伝てで伝統が守られてきました。
中森さんから手もみ茶を知って、知れば知るほどその魅力に惹かれていきました。
日本には手もみ茶文化以外にも、素晴らしい伝統文化が沢山あると思っています。
国として2000年以上続いていて、神社仏閣があり、八百万の神の力を受けて農作物を作っていて、神様へ奉納をして感謝を伝える。
奉納って、奉納するのにお金がかかるんです。資本主義的に言ってしまえば、意味のない事かも知れないですが、やっぱり作物が出来る事・土地への感謝が無いとできませんよね。
だからこそ、土地や穀物に対して感謝があまり馴染んでないというか、日本との意識の違いを感じていますね。
私の行う事業が、その一助となれば幸いです。実際に、現在は手もみ茶をチャレンジとして作ってきただけなので、継続して製造して、将来的には現地の人が直接手もみ茶を売れるように事業を考えています。
“第三者”として今後やっていきたい事
また、機械による効率化と手作業をどうバランス良く設計するかです。効率化を上手く出来れば事業としては成功かと思います。
アフリカ独自の歌やダンスと手もみ茶の文化を融合させて「手もみダンス」を生み出しても面白いかもと考えています。
例えば、現地でお茶栽培に使われている肥料は外国からの輸入に頼っていますが、現地で取れた有機物やし尿から肥料を作る事業を考えています。
アフリカの学校は、基本的に給食がありません。学校給食の仕組みを作って欲しいとの声はあるのですが、給食の設備を整えるには学校運営のお金が無い状況なんですよね。
その為、さっき言ったモデルで肥料を稼いで、学校給食の設備を整えていければと考えています。
ビデオ通話やVRなどのテクノロジーを使って、手もみ茶の伝統をアフリカに伝え、さらには世界に広めていくことも目指しています。
日本のトップオブザトップの職人さんを集めて、海外に日本文化を伝承させる人材を集めたいと考えています。
私は経営者ではなく、外からの視点を伝えて事業を残していく存在になればと思っています。
課題はどんどんと出てくるだろうし、新しい世代には今あるSDGsのその先の課題、未来どうあるべきかをもっと自由に発想をもって活動して頂きたいですね。
今回の発見
- 日本茶は世界的に人気があり、アフリカでも市場が盛り上がってきている。ケニアでは赤道直下だが標高が高く気候が安定して20℃前後の為、日本茶の栽培に適している。
- 手もみ茶は、作るのに5時間ほどかかる。お茶文化時代も日本に入ってきたのが1000年以上前で、ここ100年以内に機械化された。
- 外部の立場でその人にとって何が出来るか考えてみると、面白いアイデアが広がっていく
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