2024年01月29日

あなたの知らないビジネスの世界探訪 -vol.20-

リクルートの黒柳徹子!? リクルート役員をも魅了するMR会4代目会長の才能と人間に迫る!

 
世の中にはさまざまなニーズが存在し、多種多様なビジネスがあります。
業界内の人々にとっては当たり前のことでも、業界外に出てみると知らないことばかりです。

記念すべき第20回目のビジネス探訪では、株式会社Human&Mindの代表取締役社長、安藤真規子さんに取材を行いました!
同社で人材紹介事業を中心に行う傍ら、リクルートのOG・OB会である「MR会」の第4代目会長も行っているそう。
弊社代表酒井曰く「リクルートの黒柳徹子」だという安藤さん。
リクルートでは、色んなOB・OGが居る中でリクルート経営陣の影武者として、リクルートの縦横斜めの関係性を網羅し支えていたと言います。
リクルート役員をも魅了する安藤さんの才能・そして仕事に対する思いに迫ります!

ぜひ、内容を楽しんでください♪

※この記事は、國本さんの協力を元に、スマートソーシャルが開発したインタビュー生成AIサービスを利用して85%をAIで作成しています。
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安藤 真規子ANDO MAKIKO

立教大学法学部を卒業後、新卒にて株式会社リクルートに入社。当時、新規事業であった通信部門の大手営業担当として配属される。その後、部門内社外広報を経て、本社広報室に異動。社内報やイベントを通しての社内コミュニケーション活性化や、管理職向けマネジメント報の編集などを手掛ける。
入社20周年を機にリクルートを卒業。「人」と「心」を繋ぐ役割を担うべく、株式会社Human&Mindを起業。人材紹介事業を通してマッチングビジネスを展開、新しい出会いを創出している。

 

「庶務」に注目して人材紹介事業を開始、人と心を大切にする会社

永岡

安藤さん、今日はお時間をいただきありがとうございます!

安藤さん

よろしくお願いいたします♪

永岡

現在のお仕事について具体的に教えていただけますか?

安藤さん

株式会社リクルートを20年勤めて退職後に起業し、現在は、Human&Mind株式会社という人材紹介事業を行っています。
リクルート時代の人脈を活かしリクルート出身者の社長が経営する企業を中心に、転職を希望する人材をマッチングしています!

永岡

起業を決意されたきっかけは何だったのですか?

安藤さん

雇われない生き方に憧れていました。
また、社名にもあるように人と心を大事にする企業を作りたいという思いもありましたね。

永岡

独立し、人材紹介事業を始めた初期の頃のお話も聞かせてください。

安藤さん

リクルートで広報室にいた経験や役員と仲が良かったのもあり、経営者の知り合いが多かったです。
当初は彼らから、「庶務」の採用が上手くいかないという相談を受けていたんです。リクルートでの「庶務」は部署内の仲間の相談やマネージャーへの進言、営業と現場の橋渡し役だった為、世間の「庶務」とギャップがありました。
逆に、子育てで一度職場をリタイアした優秀な庶務さんは、子育てが落ち着いたときには年齢がネックで採用が難航してしまう。
そんな優秀な庶務が欲しい経営者と、優秀な人材をマッチングする事業をやっていました。

永岡

なるほど。それって経営者も働きたい人材もお互いに幸せですね!

安藤さん

そうですね!経営者の方にも職業復帰したい方にも喜んでいただいております。
初めはボランティアとしてサービスを提供していましたが、「人材紹介の資格をとり、ビジネスとしてやって欲しい」
という企業からの要望を受けて、7年前に人材紹介資格を取得し、本格的に事業を展開し始めました。
現在は、若者のキャリア支援をはじめ、シニア層の次のキャリア支援も行い「良い出会いを創出する仕事」をしています。

永岡

良い出会いを創出する仕事…素敵です。マッチングではどういった部分で付加価値を付けていますか?

安藤さん

経営者に紹介する人材は、バックグラウンドをきちんと把握した上で私が自信をもってオススメ出来る方のみを紹介して付加価値を担保しています。逆に言えば、バックボーンが分からない方は紹介出来ないです。

永岡

なるほど。自信を持って紹介する為に、バックボーンを知っておくという事ですね。

 

「人の出会いを創出する」MR会4代目会長の挑戦

永岡

リクルートのOG・OBとの関わりについても教えてください。

安藤さん

現在、私はリクルートのOG・OB会である「MR会(=元リクルート会)」の4代目会長を務めています。
令和元年に受け継いだので、現在6年目ですね。

永岡

会長ですか!安藤さんが会長になってからどう変化しましたか?

安藤さん

MR会は長らく、過去のリクルートをOG・OBが懐かしむ場所でした。私が会長になったからには、そこを変えたかったんです。リクルート現役社員とリクルートと一緒に仕事してきたファンともネットワークしたいと思ったので「もっとリクルート会」を略してMR会という名前にしました。現役社員とOG・OBが交流し、学びや繋がりを深める機会を提供しています。

永岡

OG・OBだけでなく、リクルートを好きな皆が繋がれるってとても良いですね。
その機会の一環だという「もっと!STATION」というYouTube番組についても教えてください。

安藤さん

MR会のOB・OGとリクルートの現役社員がリアルな繋がりを築くために始めました。

永岡

いくつか拝見させていただきましたが、動画内に登場する方々全員イキイキしておりました!

安藤さん

そうですね!経営者ほど偉くなると、若い人との交流が無く寂しいし世の中の動きがリアルタイムで知れないという悩みがあるそうで、逆に現役社員は、普通では絶対に会えない経営者に会えるという事で喜んでいただいています。

永岡

今後はどういったものにしていきたいですか?

安藤さん

現役社員が新規事業構想を相談して、経営者の意見を貰ったり、人脈を紹介していく、そういった場にも今後していく予定です。

永岡

安藤さんの人を繋げる力が、いつか大きなモノを生み出しそうです。
「人の出会いを創出する」と先ほども仰っていましたが、様々な場で創出していますね。

安藤さん

「人の出会いを創出する」って凄いことだし、人類それぞれが人を繋げれば皆幸せになると思うんです。
MR会の会長に任命されたという事で、仕事でもプライベートでも出会いの創出をやっていきたいですね!

 

優秀営業マンに負けない営業の仕方

永岡

リクルート時代のお仕事内容についても教えていただけますか?

安藤さん

リクルート入社当時は営業をしていました。周りには優秀な営業マンが沢山いたので、普通のやり方では絶対に勝てないと思い、
私は営業マンとして違う営業方法で勝負していました!

永岡

違うやり方ですか!ちなみに、安藤さんはリクルート入社2年目で最優秀新人賞を取られたとか。
安藤さんならではの営業方法気になります…!

安藤さん

たとえば、通常であれば営業は初めから本社に出向いて担当者にお話を聞いてもらいますが、
私は敢えて地方の大手企業の支店担当者からアポイントを取り、最後に本社に出向きました。
支店の声や要望を集めて本社にお伝えし、最終決裁を仰ぐ、という手法です。
もちろん、営業は1人の力で行うのではなく、周囲の人間を頼りにしながら大型受注を確保していましたね。

永岡

へぇ~!地方の支店から着実に営業を取っていき、本社に持っていくんですね。
なるほど。営業って1人の力で行うものだと思ってましたが、周りの頼る事も必要なんですか!

永岡

営業の仕事で工夫された点は何ですか?

安藤さん

私はムードメーカーとしての立場を目指し、キャラクターを活かして、
上下関係なく親しみやすいコミュニケーションを心がけていましたね。

永岡

役員とはため口で話していたと酒井からお伺いしましたが、そこまで信頼関係を築くコツを教えていただけますか?

安藤さん

当時のため口は反省していますが・・・(笑)。役員は遠い存在として、なかなか直接お話しする機会は少ないものですが、
私は役員にも気軽に話すスタイルで距離を縮め、役員の周りの人間にも目を向けていました。
秘書等の周りの人間にも気を遣う事で、役員との時間をちゃっかり確保
していました。
役員の方は常に時間がないので敢えてお昼休憩を狙いお弁当を持って取材するなど、カジュアルな接触を大切にしていましたね!

永岡

ここでムードメーカーのキャラクターが生きてくるのですね、凄い!