スマートソーシャル代表の酒井です。
このページは、私が日々の活動の中で出会った面白いビジネスやトピックを紹介する場となります。
世の中にはさまざまなニーズが存在し、多種多様なビジネスがあります。業界内の人々にとっては当たり前のことでも、業界外に出てみると知らないことばかりです。
第二弾は、「すべらない人材育成。できる人は人を育てられない」。すべらない人材育成 加藤じゅういちさん(以下、じゅういちさん)のご紹介です。
「すべらない人材育成」で知られるじゅういちさんが手掛けた営業研修トレーニングが話題となっています。彼は急成長を遂げたホットペッパーにおいて、全国の営業向けの研修を一手に引き受け、全国千人の営業にできる営業のノウハウを伝授しました。一体、どのような経歴を持つすごい人なのでしょうか?実は、彼は営業が全く苦手で、むしろ絶対に避けたいと思っていた武蔵美出身で、クリエイターの道を歩んできたのです。
加藤 じゅういちJUICHI KATO
武蔵野美術大学卒。株式会社リクルートで21年半、広告制作ディレクター、広報室、商品企画、マーケティングなどに従事したあと、ホットペッパー事業で、即戦力営業を育てるトレーニングパッケージを開発。その経験を踏まえ、外資ディーラーにセールストレーナーとして転職後、ベンチャーの役員を経て、2017年に独立。2019年に法人設立し、現在は株式会社Loophole japanの代表取締役を務めながら、自ら、クライアント企業の人材育成や、企業理念の浸透の支援を推進している。
すべらない人材育成。できる人は人を育てられない
一言で言えば、人は勝手には育たないんですね。育てられないといけない。育つためには、誰にでもできることを細かくひとつずつ炙り出し、習得させて、自分にもできるという小さな成功体験を積ませて次に進ませることが重要です。それぞれのステップが組み合わさって、最終的に目標を達成できるようになるのですね。
成功体験が積み重なることで、彼らは自信をつけ、より高いレベルの成果を生み出せるようになるんです。
組み合わせてできるようになると、その人の成長がさらに加速します。個々のスキルや経験が結びつくことで、素晴らしい成果を生み出せるんです。
スケートの場合は、最初に手すりや棒などを使って滑らずに立ったり中腰の練習から始めて、その後は具体的なポーズを教えて段階的に進めるんですね。一つずつ習得させて自信をつけさせる方法ですね。
真似ても絶対にできないんです。両手両足が全てバラバラに動いているようにしか見えない。叩けないとドラムが嫌いになるパターンです。
ドラムの場合も、スケートと同様に動作を細かく分解するのが教え方でした。ドラムスクールに行ったら、たった2つの型を覚えることから始まりました。まず、右手でシンバル、右足でバスドラムを叩く型(①)、次に右手のシンバルと左手でスネアを叩く型(②)。この二つの型をそれぞれ覚えたら、これを交互に繰り返すだけ! なんと、レッスンを始めて、3分もしないうちに、ドラムが叩けたのです!!!これには生徒である私自身が一番びっくりしました。
まず最初にやることがあるんだね。
私のいた制作の部署のトップクリエイターも同じことをしていました。お客様のウケの悪いクリエイターは、いきなり作品を見せるだけでしたが、お客様は何が何だかわからない状態になってしまいますよね。
トップクリエイターは、まずお客様に概念やアイデアをシンプルなキーワードで印象づけて伝えることで、お客様にイメージを共有させるようにしています。その後に作品を見せることで、お客様との共感を生み出すことができます。そして、お客様の感想を引き出し、適切なフォローアップを行うことで、かなりの受注に繋げてました。
その要素をステップ式にして習得させていく。これが成功への近道であり。これがすべらない人材育成の重要なひとつであるということです。
そしてそれができると行動変容が起こり、昨日と違う明日を目指すことができるようになり営業は売れ始め組織はイノベーションが起こり始めます。
そして、困ったら加藤じゅういち先生に頼めということですね!
今回の発見
- 人は、勝手に育つわけではない。
- 育てるには先生が必要。自分ができる人は教えられない。
- 細かく分解してステップごとに進ませてイノベーションを起こす。
この方法を取り入れ細かく分解し成長を促せばあなたの会社もホットペッパーのように成長できるかもしれない。
信じるか信じないかはあなた次第です♪
加藤 じゅういちJuichi Kato
武蔵野美術大学卒。株式会社リクルートで21年半、広告制作ディレクター、広報室、商品企画、マーケティングなどに従事したあと、ホットペッパー事業で、即戦力営業を育てるトレーニングパッケージを開発。その経験を踏まえ、外資ディーラーにセールストレーナーとして転職後、ベンチャーの役員を経て、2017年に独立。2019年に法人設立し、現在は株式会社Loophole japanの代表取締役を務めながら、自ら、クライアント企業の人材育成や、企業理念の浸透の支援を推進している。
今回の記事いかがでしたでしょうか?
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