2023年08月21日

AI姉さんが訊く会社案内 -vol.7-

薬に頼らない本物の健康をつくる

スマートソーシャルです。
「AI姉さんが訊く会社案内」は、AI教育と普及の第一人者であるCynthialy株式会社の國本さん(通称AI姉さん)が、世の中の面白い会社についてインタビューを行いながら紹介する場です。
今回は、全国区の市町村でご活躍されているアグリマス株式会社代表の小瀧歩さんに、健康や予防に関する事業や多くの人が元気になるビジネスについて教えていただきました。

それでは対談をお楽しみください。

※この記事は、國本さんの協力を元に、スマートソーシャルが開発したインタビュー生成AIサービスを利用して85%をAIで作成しています。
そのノウハウを持つスマートソーシャルの秘密はこちら

 

小瀧 歩KOTAKI AYUMU

早稲田大学商学部、亜細亜大学院法学研究科卒業。金融機関からプライスウオーターハウスクーパースTAX部門にて税理士、株式公開コンサルタントを行う。ナスダックジャパン撤退報道を受けて、新興市場ヘラクレスの立上げに参画しヘラクレス本部長に就任。2006年度新規上場会社数・過去最高を達成させる。弥生株式会社の経営企画・内部統制・CSR担当 執行役員を経て、赤福グループへコンサルタントとして赴任。オーガニックコスメの専門子会社を立ち上げて、イタリア・トリノにてバイオダイナミック農法を実践する生産者とともに「アグロナチュラ」の開発、日本における直営店の展開、マーケティングに携わる。農業生産者、地域支援を事業目的とした、株式会社ロハスクラブネットワーク(現、アグリマス株式会社)代表取締役として独立。2021年に葬儀DXベンチャーむすびす株式会社、取締役に就任。

薬に頼らない本物の健康をつくる

 

國本さん

初めまして、國本と申します。本日はどうぞよろしくお願いします。

小瀧さん

こんにちは小瀧と申します。こちらこそよろしくお願いします。

國本さん

それでは小瀧さん、さっそく簡単に自己紹介からお願いいたします。

小瀧さん

改めましてアグリマス株式会社の小瀧と申します。アグリマス株式会社は、2005年に麻布十番でリヤカーの野菜の引き売りからスタートしてその後、八百屋やヨガスタジオなど、いろいろな事業を展開してきました。そして、約20年前から私は税理士として働いていましたが、いつかは健康・予防に関する事業や地域を元気にするビジネスに携わりたいと考えるようになり、今のビジネスモデルになりました。

國本さん

野菜の引き売りからだったんですか?!それからどのようにして介護事業や予防コンテンツの動画配信事業に進んでいったのですか?

小瀧さん

2013年には、株式会社メディカルシステムネットワークから資本出資を受けて薬局チェーンのグループに入りました。その後、介護事業の「保険外サービス」として予防コンテンツの動画配信事業に取り組み始めました。そして、2017年には経産省の健康寿命延伸産業創出推進事業の採択を受けて、「認知症の超早期発見事業(健康脳測定会)」にも参加しています。

國本さん

すごいですね!最近では自治体とも協力しているとのことですね?

小瀧さん

そうなんです!2020年には山梨県丹波山村、翌年には茨城県大子町と「地域活性化起業人」の協定を締結しました。自治体向けの通いの場の活性化や介護予防事業の推進、医療費介護費削減コンサルティングなどに力を入れています。

國本さん

素晴らしい取り組みですね!小瀧さんの中で今後の展望や思いはありますか?

小瀧さん

そうですね・・・、日本の社会保障費の問題は深刻で、国の施策だけでは対応が難しいと考えています。産官学が協力して難局を乗り越えていく必要があると考えています。僕たちも引き続き、地域の健康づくりや介護予防に貢献することを大切にしていきます。

國本さん

素晴らしいビジョンですね!この後の取材も楽しみです。

 

日本の社会保障費改革に向けた取り組み

 

國本さん

最初の質問何ですが、社会保障費の増加に歯止めをかけるための改革について、どのような取り組みを行っているのでしょうか?

小瀧さん

まず、社会保障が経済の伸び以上に拡大を続けることが難しいという現状があります。日本の高齢化が進み、医療費や介護費の増加が避けられない中、私たちの会社では『待ったなし!医療介護費削減のための保健事業と介護予防事業の一体的実施』という新たな制度に取り組んでいるんです。

國本さん

その制度について詳しく聞いてもいいですか?

小瀧さん

この制度では、後期高齢者の医療保険者である『後期高齢者医療広域連合』と市町村が連携し、高齢者の健康維持とフレイル予防に注目してます。令和6年までに全ての市町村で行えるようにして、高齢者の特性にあった保健事業を行うとともに、地域の関係者が連携体制を整え、必要な人に必要なサービスが行き届くようにするのが目標です。

國本さん

なるほど。高齢者が増えている社会に寄り添った制度ですね!ちなみにどのような効果が期待されていますか?

小瀧さん

この制度により、介護予防や健康づくりの取り組みが一元化され、行政の縦割りシステムの弊害を解消することが期待されています。例えば、介護保険担当部局や保健衛生担当部局などがそれぞれ別々に取り組むことなく、情報や資源の共有が進み、包括的な保健サービスが提供できるようになります。

國本さん

必要な人に必要なサポートを届けるには必要なサービスですね!では、実施内容や課題について教えていただけますか?

小瀧さん

実施内容としては、介護と医療のデータを一緒に扱い、課題の抽出を正確に行い、過去の慣習やしがらみと決別することが大切です。短期的な成果だけでなく、中長期的な指標やKPIを設定し、横断型のプロジェクトメンバーで振り返りを行うことで、持続的な改善を目指します。

國本さん

なるほど、そこをサイクル化させるのが重要なのですね。アグリマス株式会社がこの取り組みにどのような役割を果たしているのかお伺いできますか?

小瀧さん

私たちは地域の高齢者の健康づくりを支援し、介護予防事業や保健事業において、データを活用して効果的なサービス提供を目指しています。また、各市町村との連携を強化し、地域のニーズに応じた取り組みを行っています。世代のためにも、日本の社会保障費の抑制に貢献できるよう、真摯に取り組んでまいります。

 

高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施

 

國本さん

次に厚生労働省が始めた新しい取り組み「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施」についてですが、この取り組みは何を目指して始まったのでしょうか?

小瀧さん

この取り組みは、医療保険制度の適正かつ効率的な運営を目指して始まりました。健康保険法等の一部を改正する法律を通じて、医療機関や介護施設などが連携し、高齢者の健康づくりと介護予防をサポートすることを目指しています。

國本さん

高齢者の保健事業と介護予防の実施についてどのようなことが行われるんですか?

小瀧さん

特に高齢者の保健事業と介護予防に焦点を当てています。これまでは75歳以上の高齢者に対して、市町村ごとに保健事業と介護予防を別々に行っていました。ですが今回の取り組みで、市町村が保健事業を介護保険の地域支援事業と一緒に実施できるようになります。これによって高齢者の医療や健診、介護情報などを一括して把握できるようになり、市町村、国、広域連合の連携によって高齢者の健康をサポートする環境が整備されるので、まだまだ行うことはたくさんありますが実現に向けて頑張ります!

國本さん

素晴らしい取り組みですね。私も応援させていただきます!

 

一体的実施に向けて今はどんな取り組みを?

 

國本さん

つぎに「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施」について、今はどんな取り組みをしているのでしょうか?

小瀧さん

はい、今は当社では全国の市町村から依頼を受けて、高齢者向けの事業を一体的に実施するためのコンサルティングを行っています。具体的な流れとして、まず各自治体の関係部署や担当者から高齢者の事業についてヒアリングを行い、その後事業内容や効果を確認します。さらに、データヘルス計画と連携して、効率的なサポートができるように細かくデータ分析をしてます。

國本さん

なるほど、データ分析も行っているんですね。どんなことを分析しているんですか?

小瀧さん

はい、データ分析では京セラみらいエンビジョン株式会社と共同で開発した『けん脳Check!』という評価システムを使って通いの場で測定会を行い、参加者の健康情報を分析しています。そして、そのデータと医療や介護のデータを結び付けて相関分析を行っていくんです。

國本さん

すごいですね!データを活用して効果的な提案を行うんですね。最後に、この取り組みを成功させるための重要な事は何ですか?

小瀧さん

そうですね、成功させるためにはまずは介護や医療のデータを一緒に取り扱い、効率的に課題を明確にすることが大切です。そうすれば、自治体全体で何が必要でどんな支援が必要なのかが明確になりますからね。それに客観的な指標で過去のやり方にこだわらず事業を評価することも大切です。そして、短期的な目標だけでなく、中長期的な目標を設定し、次年度の事業の見直しをしっかり行っていくことも大事な要素だと思っています!

國本さん

なるほど、計画を立てて様々な視点から提案をしていくんですね。本日はありがとうございました!

小瀧さん

こちらこそありがとうございました。今のことを忘れずに高齢者に貢献できるように努めていきます!
Guest Profile

小瀧 歩AYUMU KOTAKI

早稲田大学商学部、亜細亜大学院法学研究科卒業。金融機関からプライスウオーターハウスクーパースTAX部門にて税理士、株式公開コンサルタントを行う。ナスダックジャパン撤退報道を受けて、新興市場ヘラクレスの立上げに参画しヘラクレス本部長に就任。2006年度新規上場会社数・過去最高を達成させる。弥生株式会社の経営企画・内部統制・CSR担当 執行役員を経て、赤福グループへコンサルタントとして赴任。オーガニックコスメの専門子会社を立ち上げて、イタリア・トリノにてバイオダイナミック農法を実践する生産者とともに「アグロナチュラ」の開発、日本における直営店の展開、マーケティングに携わる。農業生産者、地域支援を事業目的とした、株式会社ロハスクラブネットワーク(現、アグリマス株式会社)代表取締役として独立。2021年に葬儀DXベンチャーむすびす株式会社、取締役に就任。

Interviewer Profile

國本 知里CHISATO KUNIMOTO

早稲田大学大学院卒業後、外資ITのSAPにてHR SaaSエンタープライズ営業、北欧マーケティングリサーチプラットフォームベンチャーにてアジア領域の事業開発等を経験。その後、AIスタートアップ・Cinnamon AIの事業開発マネージャーとして、大企業向けAIビジネス新規事業・営業・マーケに従事。その後、1社創業しAIスタートアップ複数社のマーケティング・広報立ち上げ・DXスタートアップ向けのハイクラスエージェントを立ち上げ等。2022年10月にCynthialy創業。
生成AIリスキリング事業、クリエイター向けAIスクール事業を展開。

 

今回の記事いかがでしたでしょうか?

この記事を作成したスマートソーシャルでは、SES・システム開発を行っています。

システム開発に不慣れでプロジェクトの進め方が分からない、または依頼したものと違ったものが出来上がったという経験はないでしょうか?
スマートソーシャルではそんなお悩みを解決できる「すべらないシステム開発」を確立しています。
また、エンジニア不足でお困りの方向けに、エンジニア採用の勉強会もご用意しております。

⇩気になる方はこちらから⇩