世の中にはさまざまなニーズが存在し、多種多様なビジネスがあります。
業界内の人々にとっては当たり前のことでも、業界外に出てみると知らないことばかりです。
今回は、中国でフリーコンサルタントとしてご活躍されている金鋭さんに取材いたしました!
日中を跨ぐ仕事をされているからこそ、政治や歴史・人種を超えた「心」にフォーカスを当てて活動をされている金さん。
現在の中国のビジネスから日本のビジネスとの違い、コンサルティングにおける難しさやゴールまで金様のご経験を含め、弊社の社員が詳しくお話をお伺いしました。
ぜひ、内容を楽しんでみてください♪
※この記事は、國本さんの協力を元に、スマートソーシャルが開発したインタビュー生成AIサービスを利用して85%をAIで作成しています。
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金 鋭KIN EI
日本生まれ日本育ちの華僑三世。1989年リクルート入社後新規事業の立ち上げで上海に。1999年経営参加し独立。2007年よりインテリジェンスとの合弁会社である英創で経営者として活躍し、現在はフリーランスの経営・組織・人事コンサルタントとして活動している。写真家としても活動。
中国でフリーコンサルタントという生き方を選ぶ理由
日本企業の中国での事業展開を経営コンサルタントの立場から支援していますね。
どういった経緯で中国で経営コンサルタントとして活動なさっているのでしょうか?
新卒で1989年にリクルートに入社し、7年目の時に中国での新規事業の立ち上げで、3年程上海で仕事しました。
そこから日系企業へ向けて人材紹介を行う企業に共同経営者として経営参加し、
2007年よりインテリジェンスとの合弁会社である英創で経営者として仕事をしていました。
そして、現在はフリーランスのコンサルタントを行っています。
その決断の背後にある動機や経緯はなんだったのでしょうか?
手に職を付ければ国籍や民族関係なくどこでも働けるから、と。
「サラリーマンになってもお前は厳しいぞ」とも言われていました。
サラリーマンを10年やって良さや辛さ、その後に経営者の苦しさや面白い所を経験して、
人生100年時代の中で色んな形態で働きたいと思っていました。
組織としてよりも個としてマーケットに出てみたかったんです。
やはり現場が好きという気持ちもあったので、フリーランスとして現場の最前線に出ることにしました。
確かに、フリーランスなら現場で関わる事が出来ますもんね。
現在、顧問としての経営・組織・人事コンサルティングと人材育成プロジェクト、総経理塾(経営者の塾)の3つを行っています。
自分の仕事を通じてお客様にどんな気付きを与えられたか、気づきとその後の行動が良い状況になっていく過程が分かる瞬間が嬉しいです。
確かに、自分の影響で相手が良い状況になってくれたら自分も嬉しいですもんね。
変化と進化が激しい中国でのビジネス
人民服と人民帽子を被って自転車に乗って、レストランは20時に閉まり街灯も暗かったです。
しかし、96年に上海に行った時は、毎日いろんな所で工事をしていて高速道路やコンビニが出来て街が変化していくのを肌で感じていました。
しかし、現在の中国経済は日本経済と対等レベル、それ以上になっている状況を見ているとビジネスは大きく変化していると思いますね。
動いてみて上手くいかなかったら直ぐに修正していく部分、スピード感が中国のビジネスにはあります。
そんな変化が激しい中国という国で、どう戦っていけばいいのか?考えながら毎日奮闘しています。
やはり経済が成長するってことを考えると、生活が大きく変わりますよね。
現在中国では、前に無かったようなサービスやツールがどんどん出ています。
日本では推測と期待・テレパシーのコミュニケーションが一般的ですが、中国は直接的で感情的なコミュニケーションをします。
相手とギャップや齟齬が生まれるので中国でのビジネス展開は大変だと思います。
とはいえ、私自身は中国人でもあるので、中国の価値観も理解できる立ち位置に居ます。
両者の意見をくみ取れるからこそ、上手く使い分けながらコミュニケーションを行っていますね。
最後は情熱
当たり前ですが一番最後はお客様が決めるんですよ。
パートナーとして一緒に課題解決に向け考えていく事を目指してやっています。ここが難しいですね。
だからお客様の「どうにかしたい」という覚悟があるかどうか?に委ねられるので、そこは難しいなと思います。
覚悟や危機感・決断を醸成はしますが、最終的にはお客様がやってみたいと思えるかどうかサポートをして検証を重ねていくしか無いですね。
違う人種や政治の中で、ずっと変わらない人間の心
さらに大きくなると心の国境を超えようというのが私のライフプランでありポリシーですね。
今でももちろん思っているのですが中国に来た当初は、日中関係を良くしたいなと思っていたのですが、やはり長い歴史の中で様々な利害関係が複雑に絡むので関係性を良い方向に持っていくのは難しいです。
世界でも紛争はなくなりません。でも、心の国境は越えられると思うんです。
絶えず課題が出続けるコンサルにおける成功の秘訣とは
私のコンサルティングはサービスが対経営や対組織で、組織はステージや人数によって課題も変化していきます。
企業が成長すればするほど課題が更に出てきます。組織に対して絶えず課題解決をしていく事が成功の秘訣だと思います。
やり続けることで、課題に対する対処法も身につきますしね。
それこそ、私は経営者と社員のどちらの立場も経験しているので、どちらの背景も理解した上で変化する組織の課題をサポートしています。
期待を少しだけ上回る事
でもそれを予想して、超えることが信頼に繋がると思います。
お客さんが期待している事を予測し、期待を少し上回る事が信頼を生みますね。
世界一接客が良いという航空会社のサービスも、接客が良いとは思わずに過剰なサービスだと思う人もいます。
飲食店の店員さんにショーケースの上から身を乗り出して注文訊かれたりしますね(笑)
TPOで使い分けないといけないのは日中を跨ぐ仕事をしていて感じます。
仕事をすればするほど段々とこなれてきて、常に相手の期待に沿った形で80点のものを出せるようになります。
少し頑張れば100点は行くのですが、100点越えをする為には「情熱」が必要なのだと思います。
だからこそ情熱が無いと、限界を超えようとも思えなくなる。
これからの中国、これからの日本のビジネス
金様の見解を教えていただけますか?
そこに向けて更に市場は広がっていくと予想していますね。
それを正しく見極めないといけないです。これから中国市場はどんどん難しくなっていきます。
人口も減少しているので、この先は良いものがより良いものになる事で市場が成長していきますね。
SONYの創設者である盛田さんがウォークマンをアメリカ市場に出すぞという時、
盛田さん自身がアメリカに行き訪問営業して売っていたそうですが、
そういう風に外国に踏み出すのも成長する鍵です。
居心地が良いからこそ、日本人は外国に出ない、出たくないと言う気持ちがあるのかもしれないですね。
その為には、海外に行って自分の目で海外を見ることが大事かなと思います。
本日はどうも有り難うございました!
今回の発見
- 中国は進化・変化が大きく現在はDX化が進んでおり、携帯1つで生活が完結している
- 相手の期待値を見極めて、少しだけ期待を上回る事が信頼に繋がる
- 日中のビジネスの違いは、物事を考えながら進めるという部分。またコミュニケーションの仕方や価値観も違う為、明確に相手に伝える必要がある
今回の記事いかがでしたでしょうか?
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