スマートソーシャル代表の酒井です。
このページは、私が日々の活動の中で出会った面白いビジネスやトピックを紹介する場となります。
世の中にはさまざまなニーズが存在し、多種多様なビジネスがあります。業界内の人々にとっては当たり前のことでも、業界外に出てみると知らないことばかりです。
今回は、建設・リテイル業界でVertical Saas事業を展開している富加見さんにお話を伺いました。提供しているクラウドサービスについて、サービスが建設業界の課題をどう解決するのか、業界全体にどんな影響があるのか創業者の思いも踏まえながら教えていただきました。ぜひ内容を楽しんでみてください。
富加見 順FUKAMI JUN
1986年に株式会社リクルート入社、通信事業、住宅情報事業、海外旅行情報事業に携わる。2006年に株式会社ネクスウェイ代表取締役に就任。その後は株式会社インテックに移り、取締役執行役員として、営業部門、営業推進部門を担当。2015年からは株式会社MCデータプラスにて、Vertical Saas事業のさらなる展開を進めている。
建設業界を変えるクラウドサービス。創業者の想いとは
②建設現場やプロジェクトのデータを一元管理し、リアルタイムで可視化・分析できるため、意思決定のサポートや課題解決に役立ちます。
③様々な関係者の共通課題をつかみ、クラウドサービスを進化させることで、顧客毎の個別投資を最小化します。
④サービスの導入から導入後のサポートまでを一貫して提供しています。グリーンファイル(労務・安全衛生に関する管理書類)を、クラウド上で簡単に作成・提出・確認できるサービスの他、
作業員の入退場管理や作業間連絡調整会議等の現場管理業務を効率化するためのサービスや各顧客システムとのデータ連携サービス(API)を提供しています。
さらに、建設工事に必要な手続き書類の作成を簡便に行うことができます。これにより、約70万社の建設会社と約170万人の建設作業員のデータを一元管理することができます。このデータ基盤は、業界全体や各社のデジタルトランスフォーメーション(DX)に貢献しています。
創業者は建設業界をサステイナブルな業界に変え、働き手を確保できる魅力ある業界にするという思いを強く持っていました。
その理由について述べますね
1. 社会的な貢献への意識:
建設業界はインフラ整備や建物の建設に関与し、私たちの生活に欠かせない基盤を提供しています。そのため、建設業界の持続可能性と働き手の確保は、社会的な責任でもあります。
2. 労働力不足への対策:
建設業界は長時間労働や過酷な労働条件が課題とされてきました。これにより、若年層や新たな人材の獲得が難しくなり、労働力不足が深刻化しています。建設業界の魅力を高め、働き手が増える環境を整備する一助になりたいと考えてきました。
① 職人・専門工事会社・ゼネコン、すべてが取引先であり、その関係性から話を聞けるポジションであること
②システムの受託開発ではなく、自社の先行投資により開発したITサービスを提供し、ITサービスの導入からサポートまで一貫して提供すること
大局観でコトに向かうバリューを実践するために、以下のような方法やアプローチを取っています。
1. 情報収集と分析:様々な出来事や情報に関して、その背景にある構造や意向、思惑をつかむこと。
2. To Be : 1.をふまえ、「ありたい姿」を描くこと。
3. 探求、意見交換
1と2は自分や社内だけでなく、社外の方とも探求や意見交換をすること。
このあたりを気にしています。
今回の発見
- 日本の就業者数約7%を占める建設業界では、紙ベースの手続きや情報共有が課題。冨加見さん達が提供するサービスは、この課題を解決している。
- 大局観であるためには、情報収集と分析をしつつ「ありたい姿」を描いておく。更に社外の人と意見交換することで、物事を広く見ることができる。
富加見 順JUN FUKAMI
1986年に株式会社リクルート入社、通信事業、住宅情報事業、海外旅行情報事業に携わる。2006年に株式会社ネクスウェイ代表取締役に就任。その後は株式会社インテックに移り、取締役執行役員として、営業部門、営業推進部門を担当。2015年からは株式会社MCデータプラスにて、Vertical Saas事業のさらなる展開を進めている。
今回の記事いかがでしたでしょうか?
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