今まで私は2,3人程度の少人数のチームの一人として与えられた仕事をこなしていくことが多かった。
現在、10人くらいの規模のチームをマネジメントする仕事を行っている。
初めてメンバーを動かす立場の業務を経験して浮き彫りになった課題とその修正案について記録する。
発生してしまった問題
スケジュール表を確認すると開発メンバーはスケジュール通りに実装を行っている。
きっとリリースも問題なく進められるだろうと実際の成果物の内容については確認しなかった。
→蓋を開けてみると仕様が違ったり、そもそも動かないなど問題だらけ。
リリース直前でバタバタしてしまい、自身やチームメンバーに残業や休日業務が発生してしまった
資料を共有しただけで実装担当者に仕様が伝わっているだろうと思い、特に記録を残したり説明をしていなかった。
→実装担当者が仕様を把握できていなかった。
仕様の把握や着手に時間がかかりスケジュールに遅れが出てしまった
なぜ起こったのか
希望的観測による確認の甘さ
「リリースも問題なく進められるだろう」
「仕様が伝わっているだろう」
このように物事を楽観視して実状に目を向けていなかった。
チームメンバーと共通の認識が持てていなかった
確認や記録、説明を怠ったことでチーム内で同じ方向を見れていない。
また、会話も少なかったため共通の認識が持てていないことに気づけなかった。
問題を防ぐには
希望的観測はやめる
自分が物事を楽観視する傾向にあると認識し、常に自身を顧みるようにする。
チームメンバーと共通の認識を持てるようにする
-
会話を増やす
少しでも「ん?」と思ったところや引っ掛かるところがあれば都度確認するようにする。 -
物事の見える化
Backlogなどタスクに仕様を書いておく。(書きすぎるくらいがちょうど良いのかも)
必要だと思ったら実装担当者でない人にもメンションをつけておき全員で一つのプロジェクトを進めているという認識を持てるようにする。
これからもまだまだリリースを控えているので上記修正案を心がけてチーム内で共通認識を持てるようにしていきたい。